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訪問歯科

訪問歯科とはABOUT VISITING DENTISTRY

訪問診療はご自身で歯科医院へ通院が困難な患者様のご自宅、または介護施設へお伺いして、治療を行う診療です。
ご自宅で治療ができればご本人の心身の負担が軽減されると共に介護に付き添われるご家族の負担も取り除くことができます。
訪問診療では歯科医院に通院するのとほぼ同等の診療を提供しております。

人として豊かに生きるために

人が豊かに生きるために必要であり、楽しみでもある
「美味しく食べること」「家族や友人と会話を楽しむこと」「笑顔で気持ちを伝え合うこと」には、お口の健康が関わっています。
きちんとケアをすることで自分の歯を健康に保つことは可能ですし、歯を失ってしまっている方でも適切に義歯を装着することで、失った楽しみを取り戻せることも多くあります。
通院が困難な状況の方にこそ、生活の質を向上・維持していただくお手伝いをしたいと考えております。
「歯医者に来たくてもこれないと諦めてる人に食べる喜びを少しでもわかってもらいたい」
全身疾患に関わる、誤嚥性肺炎などを予防するために力を入れてます。

お口の健康と、全身の健康への関わり

口腔内をケアすることは、全身の健康に影響しています。
加齢や疾患で飲む込むことが困難になると、食事が苦痛なだけでなく、栄養障害や誤嚥性肺炎など命に関わる疾患を引き起こす原因となります。
当院では、訪問歯科でも口腔ケア、全身疾患に関わる、誤嚥性肺炎などを予防するための予防歯科治療に力を入れております。

摂食・嚥下障害治療DYSPHAGIA TREATMENT

摂食・嚥下障害のリハビリも行なっています

摂食・嚥下障害とは?

「摂食嚥下の5期」の5つの段階のうち、どこかの段階で障害されることを、摂食嚥下障害といいます。

摂食嚥下の5期とは

摂食嚥下は、食べ物を認識してから、口を経由して胃の中へ送り込む、一連の動作のことです。それらの一連の動作を5段階に分けて考えられることから「摂食嚥下の5期」と呼ばれています。

1先行期

目で見て食べ物を認識する

2準備期

その食べ物を口から入れ、咀嚼する

3口腔期

舌や頬を使い、食べ物を口の奥からのどへ送る

4咽頭期

脳にある嚥下中枢からの指令で、食べ物を食道へ送る

5食道期

食べ物を胃へ送り込む

誤嚥性肺炎

食べ物が食道ではなく気管に入ってしまった場合、通常はむせて気管から排出する反射機能が働きます。
しかし、この機能が鈍ってしまうと、気管に入り込んでしまった食べ物を排出できず、結果として肺炎を起こすことがあります。
このように、食べ物や唾液などが、気管に入ってしまうことを誤嚥(ごえん)といい、誤嚥が原因で起こる肺炎を誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)といいます。

また、食べていなくても誤嚥性肺炎になってしまうこともあります。
口を使わず、胃に直接チューブを入れて栄養物を送り込む(経管栄養)状態の方でも、誤嚥性肺炎になることがあります。睡眠中などに、唾液や異物が気管に入り(不顕性誤嚥)、誤嚥性肺炎を起こすことがあります。
これらの障害を防ぐためには

  • 口腔ケア
  • リハビリ

が重要です。

※リハビリ
発音、喉の体操、肩まわりの体操を行います。
実際にお口をマッサージしたりします。

訪問歯科診療(歯科往診)での治療内容TREATMENT CONTENT

歯科医院に通院して受ける診療とほぼ同内容の診療が可能です。

1虫歯治療

2歯周病治療

3入れ歯の作成

4入れ歯の修理、調整

5嚥下訓練

ケアの種類

1歯牙のブラッシング

2粘膜部の食物残渣(食べかす)の除去

3粘膜の清拭やマッサージ

4嚥下(えんげ)訓練

5入れ歯の洗浄など

口腔ケアの効果

1.口腔疾患の予防

むし歯や歯周病の予防、治療を行います。

2.誤嚥性肺炎の予防

口腔内の細菌を減らし誤嚥性肺炎を予防します。

3.摂食嚥下機能維持・改善

年齢とともに衰える摂食嚥下機能を改善します。

4.脳の活性化

口と脳は関係が深く、口腔を刺激することにより脳を活性化させます

5.介護予防効果

口腔機能が維持・改善されると日常生活動作を活発にし介護負担の軽減に繋がります。

訪問歯科の流れFLOW

STEP

お申込み

まずは平山デンタルクリニック玉出医院まで、お電話ください。

STEP

訪問日時の予約

ご都合の良い日時に予約をお取りします。その際簡単な問診をさせて頂きます。
「お名前」、「お口の症状」、「ご住所」、「ご連絡先」、「訪問日時のご都合」等をお伺いさせて頂きます。
基本的には一週間以内にお伺いします。
※ただし、患者様の他介護・医療サービスの利用やご家族様の諸事情等により、訪問可能な曜日・時間帯が極端に狭まる場合は、スケジュール調整に2週間くらいの期間をいただく場合もございます。

STEP

検診

歯科医師を含め、3名のスタッフで伺います。お口の中の状態を確認します。必要な治療、費用について説明します。

STEP

治療時間

ご自宅や施設にて、患者様の体力に合わせて1回20分〜60分程度診療します。週に一回のペースでお伺いすることが多いです。
患者様がお持ちの保険証、今現在服用されているお薬、印鑑をご用意ください。
また、水と電源をお借りする場合もございます。

STEP

メンテナンス

お口のケア、入れ歯の状態の確認、微調整を行い、治療後の状態を維持します。
お口のセルフケアを続けて頂いていても、定期的なプロケアをすることで健康な歯を守っていくことや、ストレスの少ない状態を保っていくことができます。是非継続して、メンテナンスを受けて頂くことをお勧めしています。

訪問歯科の費用についてPRICE

訪問歯科診療では、医療保険と介護保険の2種類を同時に算定いたします。

訪問歯科診療の費用は以下の合算となります。

検査・医療費
+
歯科訪問診察料
+
指導料

診察される状況に応じて、料金が変わります

訪問歯科診療を行う場所や、同一建物内の患者様の人数によって、料金が変わります。
1.施設(社会福祉施設等):特別擁護老人ホーム(特擁)、介護老人保険施設(老健)、介護療養型医療施設、病院
2.自宅または居宅系施設:自宅、居宅系施設(有料老人ホーム、軽費老人ホーム、グループホーム、サービス付高齢者向け住宅等)

訪問歯科診療1回あたりの料金の目安

医療保険・介護保険適用分の自己負担1割の場合

診療場所 検査・医療費 歯科訪問診療料 指導料
施設(社会福祉施設等) 虫歯の治療、入れ歯の作成・調整等の費用で、患者様のお口の状態により異なります。 同一建物内の患者様数及び診療時間により、120円・280円・870円
※患者様数1名、2〜9名、10名以上の3区分で金額が変わります。
訪問歯科衛生指導料120円または360円(月4回まで)
在宅療養管理料等190円(月一回)
自宅または居住系施設 介護保険適用
→1割負担
・歯科医師
452円または503円(月2回まで)
・歯科衛生士
302円または352円(月4回まで)
【患者様が1名か複数かで金額が変わります。】

※医療保険・介護保険適用分について、2割負担、3割負担の方は、それぞれ2倍、3倍になります。
※お支払いは月毎にまとめてのご請求となります。ご請求させて頂いた次の訪問時にお支払いいただきます。

訪問歯科のよくある質問Q&A

治療が必要かどうか診てもらうだけでも来てもらえますか?

在宅での歯科の検診・お口の相談だけでも行っています。まず一度検診を受けて、治療が必要かどうかだけでも診て貰いましょう。

痛い時、困った時はどうしたらいいですか?

ご安心ください。ご連絡いただきましたら、随時対応させていただきます。

家族の立会いは必要でしょうか?

基本的には立ち会っていただかなくても大丈夫です。
「連絡ノート」というファイルを患者様宅に置かせてもらっています。治療のことで気になることはノートでやりとりできる仕組みになっています。
ただし拒否の強い患者様や意思の疎通の難しい患者様の場合は立会いをお願いする場合もあります。

入れ歯は作ってもらえますか?

はい、可能です。型取りから完成まで、週一回の頻度で訪問させて頂きます。入れ歯はすぐにはお口に馴染まないため、その後は入れ歯の調整を数回行います。

今使っている入れ歯の調整や修理だけでも来てくれますか?

はい、大丈夫です。訪問歯科は入れ歯治療の方が8割を占めます。入れ歯の調整はもちろんバネの微調整だけでも対応します。

口腔ケア(リハビリ)だけを利用することは可能ですか?

可能です。口腔ケアは歯科医の指示のもと歯科衛生士が行動します。また患者様の口腔内の状況によっては歯科治療を勧めさせて頂きます。